Computer & RF Technology

Nucleoを使ってヒルベルト変換信号処理しAD9857 DDS IQ DUCでSSB信号を生成してみる

マイクロコントローラによるRF信号処理の取り組みとして、AD9857を試していました。AD9857は、DDSとしてデジタル的にRF信号を一発で生成するだけに留まらず、その信号をIQ変調できてしまうという優れものです。数MspsのIQデジタル信号の生成が必要ですが、ここを王道のFPGAを使うこと無しに、マイクロコントローラでやろうとしています。数ヶ月前にちょっと実験して、実現可能であることは確認したのですが、手がまわらず放置していました。ようやく手が付けられる状態になったので、作業を再開です。

AD9857とNucleo F401REとI2S Codec TLV320AIC3204によるDDS IQ変調実験

Maker Faireからここしばらくイベントが続いて、積み基板ならぬ積みプロジェクトが多数放置状態でしたが、年末年始にかけて消化していきたいところです。DDS IQ AD9857をNucleoで変調する実験をしてみたところ、うまくいきました。以下詳細です。

HFコンバータキットのポート特性を自作VNAで眺めてみる

過日より頒布しているHFコンバータキットですが、製作してくださった方からいろいろレポートを頂いています。「サ」さんがレポートを先日Webページとしてアップしてくださいました。なんとVNWAを製作し所有されているとのことで、VNAについて色々アドバイスを頂き、とても参考になっています。さらに大変有り難いことに、VNWAでHFコンバータを計測して結果をWebページに掲載してくださいました。VNAの測定対象としてコンバータはお手軽ですので、さっそく自分のVNAの結果と比較してみることにしました。