Computer & RF Technology

Raspberry Pi 2でFMトランスミッタを試してみる

Raspberry PiをFMトランスミッタにするハックを以前紹介しました。GPIOポートに短いリード線を接続するだけで、FMラジオに音声を飛ばすことができていました。ところが、新しいRaspberry Pi 2でうまくいかないとのコメントを頂いたので、試してみたところたしかに指摘の通り動作しませんでした。Raspberry Pi 2で動作させる方法を探してみたところ、既に方法が公開されていました。以前紹介した手順とは少し差がありますので、あらためて方法を紹介したいと思います。

Raspberry-PiでADS-Bを受信しFlightradar24にフィードする

ADS-Bのアンテナも屋外設置して、それなりに受信ができるようになりました。ここまできたら常時運用してみたいところです。ところがPCで常時運用を行うとそれなりの電力を消費してしまいますし、なにかと邪魔です。そこでお決まりの小型省電力なRaspberry Piを使うことにしました。これなら消費電力は2W程度で済ませられます。

Raspberry PiでRTL-SDRをビルドして使うrevised

以前Raspberry Piでrtl-sdrを使ってリモート受信サーバに仕立てる件について記しましたが、先日追加でもう一台購入してセットアップしてみましたので、最近の状況について書いておきます。今回購入したRaspberry Piは、メモリが512Mbyteと倍増しています。前回は紙箱でしたが、今回はケースに入っていました。

Webブラウザで144MHzのアマチュア無線を受信してみる

RTL2832Uドングルで使うrtl-sdrには、rtl_tcpのほかにもいくつかコマンドが含まれています。そのなかでもrtl_fmというコマンドはその名から予想されるとおり、FMを受信することができます。これはFM放送だけではなく、アマチュア無線のような狭帯域NBFMも復調できます。実はヘルプを見てみるとAMやSSB(LSB/USB)、果てはCWの復調やI/Q信号を取り出すことまで可能なようです。復調周波数や復調モードなどはすべてコマンドライン引数で指定することができます。