Computer & RF Technology

ダイレクトサンプリング用にダイプレクサフィルタとアンプのフロントエンドを検討する

RTLドングルを使ったHF受信は、コンバータを使った方法と、ダイレクトサンプリングの2種類があります。ダイレクトサンプリングとは、RTLドングルのRTL2832UチップのADコンバータ入力に直接RF信号を入力してしまう方法です。RTLドングルは、チューナ(R820TやE4000)とデコーダ(RTL2832U)で構成されているのですが、ダイレクトサンプリングとは、ダウンコンバータであるチューナチップをバイパスする改造をしたうえで、信号を受信する方法のことです。細かい作業が必要ですが、わずかな改造でHFが可能になります。

gnuradio 3.7をHomebrewでMac OSXにインストールする

さて、gqrxをソースからビルドしたいのですが、gqrxは内部でgnuradioを使用しています。最初インストール済だったgnuradio 3.6でgqrxをビルドしようとしたのですが、エラーで失敗してしまいました。最新のgqrxはgnuradio 3.7が必須なようです。これを機会にgnuradioのバージョンを3.7に上げることにしました。現在の最新版gnuradio-3.7.2.1を使用することにします。せっかくなのでbrewのFormulaを修正して、gnuradio 3.7をbrewでインストールできるようにしてみます。さらにbladerfの対応も付け加えたいと思います。

RTLドングルとPLLシンセサイザで周波数特性測定を試みる(失敗)

先日ADF4351を使ったPLLシンセサイザについて書きましたが、これを作った理由はRTLドングルと組み合わせてスカラーネットワークアナライザ(SNA)を作れないか、と考えたからです。ADF4351Fによるシンセサイザは、35M-4.4GHzの任意の周波数信号を生成できます。一方RTLドングルは、30M-1.5G程度まで任意の周波数を受信することができます。これらを組み合わせれば、周波数特性を計測する系を構成できそうな気がします。

RTL2832Uドングルの水晶をTCXOに交換してみる

RTL2832Uドングルの欠点として、水晶発振子の安定度が良くないことが指摘されています。実際に手元にあるR820Tを使ったドングル2つは、それぞれ90ppm、45ppmのずれがありました。さらにドングルはかなり発熱するので、それの影響で10ppm程度動いてしまいます。温度が高いので息を吹きかけると周波数が動くのがわかるほどです。