Computer & RF Technology

FriskSDRが動き始めました

FriskSDRプロジェクトはオシレータSi5351Aが動作するようになったところで中断していましたが、ようやく時間が取れるようになったので作業再開しています。I2Sが全二重で動作するようになったので、音が出るようになりました。アンテナを繋げばちゃんとAM放送が聞こえてきます。

インターフェース誌ソフトウェア無線記事のまとめ

昨年、CQ出版社の雑誌インターフェースの7月号に特集、そして10月号以後連載を寄稿してきました。こちらではほとんど紹介してこなかったのですが、作ろうと思っていたものがなんとか動作するようになったので、ここらでまとめておきたいと思います。

FriskSDR組み立て開始しました

FriskSDRですが、部品が揃ってきたので組み立てを開始しました。組み立ては段階を踏んで動作確認しながら行います。実際には時間のかかる作業はソフトウェアですので、今回はその手前まで行います。

FRISKケースサイズのSDRを製作開始しました

先日Si5351Aを試用してみましたが、RF用途に十分使えそうな発振器であることが判りましたので、これを使って受信機を製作してみたいと思っていました。QSD(Quadrature Sampling Detector)方式が良さそうでしたので、回路を引いて実装を検討していました。最初は実験基板を作ってみるだけのつもりだったのですが、なんとなく勢いが付いて、MCUもボードに載せてスタンドアロン化。そしてレイアウトしていると、かなり小型に作れそうな感じになってきたので、FRISKケースサイズを目標にして、なんとか納めることに成功しました。先日基板を発注すると、あっという間に試作基板ができてきてしまいました。実装はまだこれからですがちょっと紹介します。

HF受信機用フィルタバンクを試作してみる

サンプリング方式のソフトウェア受信機では、エイリアスが生じるのを防ぐためにフィルタが必須です。地味にインターフェース誌に掲載しているダイレクトサンプリング受信機では、7MHzのモノバンドのフィルタを用いていました。このフィルタを複数用意して切り替えるようにすれば広帯域化が計れます。その試みとしてフィルタバンクを試作してみました。